すべての人に知ってほしい、Web におけるクリエイターという選択肢

Posted on Sunday, March 1st, 2015 20:29:33

今は最高の時代だ。経験がなくても、才能がなくても、コネがなくても、人脈がなくても、クリエイターとしてデビューできるからだ。このエントリーは、そのことに気付いていない、もしくは自分がクリエイターになんてなれるわけがない、と考えている人に送る。

Web における消費と生産とクリエイター

消費

消費といえば、物理的な買い物をイメージするかもしれないが、このエントリーのようなコンテンツにアクセスして情報を入手することを「消費する」と表現する。そこに金銭的な取引が発生しなくても、あなたも日常的にコンテンツを消費している。Facebook や Twitter といった SNS、ブログ、動画サイトにアクセスしているなら、それは消費だ。

生産

こちらも物理的な商品を作り出すことをイメージするかもしれないが、Web における生産とは「人間の何らかのニーズを満たすコンテンツを創り出すこと」と考えて良い。あなたが SNS で何かを発信し、それを好んで読んでくれる人がいるのなら、そのテキストはあなたの生産物だ。「今日はハンバーグを食べました」程度の発信であってもだ。

クリエイター

“クリエイター”という響きは格好いい。別に「どこからがクリエイターか」といった議論に意味はないのだが、上記の”生産”を行っている人は、全てクリエイターと定義しても良いはずだ。すると、恐らくはあなたもクリエイターだろう。インターネットの海に、あなたのオリジナルのテキストを流し込んでいるのであれば、クリエイターとして活動していると考えて良い。

“クリエイター”というと、デザインや企画といった点で創造性に優れたプロフェッショナルなイメージがあるが、SNS に投稿するテキストだって”創造”によって生まれたものだ。ただ、Web における生産活動として最も簡単に行えるというだけのことだ。まとめると、あなたが生んだオリジナルのテキストや写真などが、誰かに消費されているのなら、あなたはクリエイターだということだ。

クリエイターとして活動するためのプラットフォームは揃っている

マネタイズ(収益化)は簡単である

ここまでは、どうでも良い定義の話だったが、ここからが本題だ。クリエイターとしてコンテンツを発信する以上、収益化したいものだ。あなたがコンテンツを生産し、他者のニーズを満たしたのであれば、それ相応の対価を得ることは自然なことだ。むしろ、一方的に与える方が不自然だ。小規模とはいえ、生産/消費活動において経済を回せるのであれば立派な社会貢献である。

「私の文章なんかでお金がもらえるわけないじゃん」と思う人もいるだろう。それは、消費者からお金をもらうことしか考えていないからだ。例えば、その文章を投稿するメディアに広告を貼っておけば、その広告が表示、またはクリック(タップ)されることで収益は発生する。また、最近買って正解だったものを紹介して消費者が購買活動を行えば、業者から紹介料をもらうこともできる。

具体例については後述するが、ここで理解してほしいのは、「マネタイズは簡単だ」ということだ。大した金額を稼げないだけであって、収益化するための仕組みを作る手間は、恐らくあなたが今イメージしている手間の半分以下だと思う。別に「あなたの発信から収入を得なさい」と言っているわけではない。ただ、後述のクリエイターとしての活動を始める上で、収入はモチベーションになるため先に説明した。

クリエイターとしての活動例

ここからは、Web でクリエイターとして活動するには、どのような選択肢があるのかを、いくつか紹介していく。ざっくりとしか説明しないので、いざ始める気になったら詳しく調べてみると良いだろう。

このブログの収入源

まずは、このブログがどのように収益をあげているのかを紹介しよう。収入源は2つある。まずは広告だ。この記事の下の方に広告がいくつか貼ってある。これがクリック(タップ)されたら、数円〜数十円ほど私の懐に入ってくる。ものによっては、表示するだけで収益があがるものもある。このブログはビジネス用ではないので、広告はあまり強調していないが、現在運営中のkofproject.com は、ビジネスのため記事中に広告を挟んだりなどしている。

この広告収入は、アクセスしている人が多ければ多いほど増えていく。このブログは月間 15,000 アクセスに届かないぐらいの弱小ブログなので、大した収益はない。具体的な額を掲載することは、広告配信サービス会社(Google)のポリシーに違反してしまうため伏せておくが、おこづかい程度だ。それでも、好き勝手なテキストを書いて、それでおこづかいが貰えるなら、ラッキーというわけだ。

もう1つの収入源は、商品の紹介だ。例えば、これは私が愛用しているキーボードだ。今まで 10 台ほどのキーボードを使ってきたが、これが最高の一品だ。もしあなたが、「この人と同じキーボードを使ってみたい!」と感じて、下記のリンクからこのキーボードを購入すると、紹介料として私の懐に数百円入ってくる。家電でも、食品でも、文房具でも、あなたが皆にオススメしたいものを紹介すれば、紹介料がもらえる可能性があるということだ。

動画サイト

もう少し”クリエイターっぽい”例を紹介しよう。代表的な動画共有サービスに、YouTube やニコニコ動画があるが、これらは投稿した動画の再生数や広告のクリック(タップ)数によって報酬を受け取ることができる。当然だが、他者の権利を侵害していないものに限られる。ヒットするかはコンテンツ次第だが、手順は難しくない。飼い猫の様子をスマートフォンで撮影しても良いだろう。

ニコニコ動画の多くのボーカロイド曲など、二次創作が認められているものもある。それらの「歌ってみた」「演奏してみた」といった動画がヒットすれば、収益を得られるわけだ。また、「ゲーム実況」といった思い切り権利侵害(ただし親告罪)をしているジャンルがあるが、任天堂のいくつかのタイトルでは、収益を任天堂と分配することができる。つまり、権利を侵害せずにゲーム実況で収益を得ることができる。このプログラムは、YouTube、ニコニコ動画の双方に提供されている。

まとめ

「こういう選択肢もあるのだな」と理解して頂けただろうか。今回の記事で言いたかったことは、クリエイターとして活動を始めるのが極めて簡単だということだ。高い壁のように感じるかもしれないが、全然そんなことはない。誰もが、クリエイターとして活動を始められる、そんな時代だ。副業として収入を得ることも、ヒットして脱サラを夢見ることも、充分にできる。しかし、重要なのは副業で月収いくらといった問題ではない。自らのクリエイティビティを発揮し、世界に向けて発信できるということだ。さらに、その活動に対しての報酬を得られるのだから素晴らしい。

エントリータイトルに”すべての人に知ってほしい”と書いたのは、この人生を一変する可能性すら秘めている、この選択肢を知らないのは、非常にもったいないからだ。また、インターネットに流したコンテンツは、半永久的に生き続ける。時事ネタでなければ急にヒットするかも分からないし、その間寝ていてもお金が入ってくる。何か作って公開しておけば良いのだ。あなたが眠らせているスキルや、普段思っていることを Web に開放すれば人生が変わる可能性がある。

今は最高の時代だ。

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