虫歯になった親知らずの抜歯レポート

Posted on Monday, September 1st, 2014 12:51:45

本日、左上の親知らずを抜いてきました。歯ブラシも届かない場所で、案の定大きな穴が空くほどの虫歯になったわけです。「もっと歯学が発達して、完全無痛でまったく怖くない治療が受けられる時代が来るまで待とう」なんて言っていたら彼女に一喝されて泣く泣く歯医者に行くことになりました。

下の歯と噛み合ってないから使ってないし、今回治療しても歯ブラシも届かないのなら再発するだろうということで、泣く泣く抜歯することになったわけです。しかし、私は注射をすると血管迷走神経反射を起こして、目眩と吐き気で立てなくなってしまう体質です。

迷走神経反射

ストレス,強い疼痛,排泄,腹部内臓疾患などによる刺激が迷走神経求心枝を介して,脳幹血管運動中枢を刺激し,心拍数の低下や血管拡張による血圧低下などをきたす生理的反応。脳幹血管運動中枢からの刺激は末梢各臓器の運動枝を介して,伝えられる。運動枝は骨盤内臓器を除く全臓器に分岐し,気管喉頭や消化管機能に影響を与える。本反射は生命維持のための防衛反応であるが,過剰反応をきたして身体異常を生ずることがある。

引用元:迷走神経反射 日本救急医学会・医学用語解説集

そんな人間が麻酔なんて無謀にもほどがあるじゃないですか。こういう悩みを持っている人って沢山いると思うのですよ。しかし、ネットで調べても「痛いか痛くないか」の話しかヒットしません。いや、そりゃ痛いのも死ぬほど怖いですけどね。という訳で、私が以下に箇条書きの赤裸々レポートを残しておきます。何かの参考になれば。

前準備

  • 不安すぎて寝不足状態でビクビクしながら歯医者に到着(“寝不足状態では麻酔は効きにくい”という無駄な予備知識がさらに仇となる)
  • 名前を呼ばれ椅子に座るが、このとき既に緊張からか急激に体調が悪くなる
  • 歯科助手のお姉さんからの「本日は体調大丈夫ですかー?」の質問に、見栄と勢いで「はい」と答える
  • 血圧を計りながら治療するとのことで、最初の測定を行う
  • 血圧を計ることも苦手な私は、ここで既に若干の吐き気を催す
  • 人差し指から脈も計りながら治療するとのことで、差し出した人差し指がめっちゃ震えていて恥ずかしい思いをする

麻酔開始

  • 「ちょっとチクっとしますよー」如きの警告にビクビクしながら口を空ける
  • 「いつ刺されるんだろう…」の不安をよそに、まさかの「はい、麻酔終わりましたからねー」(頬の内側がチクっとしたような気がしないでもない)
  • 「これ、刺したつもりで刺してないんじゃね?もしくは歯茎に刺さなきゃいけないもんを、頬の内側に刺しちゃったんじゃね?」という余計な心配で頭がいっぱい
  • 麻酔が効くまで10分ほどかかるので、その間に歯石取りをしてくれるとのこと(「そんなのどうでもいいけど、絶対麻酔効かないって!やばいって!!」とか思ってる)
  • 歯石取り中、抜歯する場所の周辺だけ全く感覚がない、触られているのすら分からない、麻酔効いてるじゃん、安心
  • だんだん頬がビリビリしてきた、超麻酔効いてるじゃん
  • 歯石取りが終わり、「うがいどうぞー」に対して「うがいしたら麻酔抜けちゃうんじゃないの?」と再び余計な心配をし、口に含む程度で吐き出す
  • ここで、冷静に考えれば麻酔云々より、あんな深くまで刺さっている歯をぶっこ抜かれる方が怖いことに気付く
  • この時点で自分の体調が良いのか悪いのかもよく分からず、緊張でそれどころではない

抜歯開始

  • お決まりの痛かったら手を挙げてください(先生の説明をさらっとまとめると、圧迫感はあるだろうけど痛くはないはず。少しでも痛かったら手を挙げれば追加で麻酔をするから絶対酷い目には合わせないから安心してって感じ。超安心した。)
  • そんな安心も束の間、「そんないく?」ってぐらい無理矢理ゴリゴリと抜かれる
  • 途中でほんの少し痛みを感じて、手を挙げずに口で「ちょっと痛いです」と言う暴挙に出て、追加で麻酔をしてもらうけど、その注射はまったく感じない
  • ↑の出来事をもう一度そっくりそのまま繰り返す
  • 無事抜けたとのこと、あっという間の出来事でした
  • 人生初の縫合に緊張するが何か感じる間もなく歯茎を縫い付けられる
  • 完了後、酷い吐き気に襲われる。「遅れてきた血管迷走神経反射なのか?いや、それはもはや反射ではない」、そんなことを考える余裕はあった

吐き気との戦い

  • 急激に具合が悪くなったところで、「具合どうですか?」の質問、なんてタイミングだ、さすがに迷わず「悪いです」
  • 酸素吸ったら楽になるとのことで、ドラマの集中治療室等でよく見るあの酸素マスクを付けてもらう
  • 体の震えが止まらず、毛布をかけてもらい、エアコンまで切ってもらう、優しすぎだろおい
  • ここまでの装備品:酸素マスク、ガーゼ(止血のために噛んでる)、血圧計るやつ(左腕)、脈計るやつ(右手人差し指)、毛布
  • 手厚く看護され、10分ほどで体調回復
  • 抗生物質(化膿止め)と痛み止めを処方されて終了

と、こんな感じでした。

まとめると、歯医者さんが凄く丁寧で良かったってことです。結局はどこで治療するかです。今回お世話になったのは、最寄り(福岡県行橋市)のハートフル歯科クリニックです。本当にありがとうございました。

現在、頬のビリビリも収まっています。麻酔が切れてきたのでしょう。若干ズーンとした痛みが出てきました。痛み止め飲んどけ飲んどけ。そんな感じで、ドキドキワクワク初めての歯医者さん(での大規模な治療)でした。ではでは。

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